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親知らず抜歯後に歯茎が塞がるまでの期間ってどのぐらい?

親知らず抜歯後に歯茎が塞がるまでの期間ってどのぐらい?

親知らずを抜歯すると、そこに大きな穴ができます。歯を抜いた後どれくらいの期間で、抜歯窩(歯茎の穴)が元どおりに塞がるのか気になりますよね。

そこで、大人になってから親知らず含め8本の抜歯をした筆者が、「抜歯後の歯茎が塞がるまでの期間」について紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

親知らず抜歯後、歯茎の穴が塞がるのまでの期間は?

親知らず抜歯後の歯茎は、1ヶ月程度で治り、半年~1年ほどで穴が完全に塞がります。治療方法や傷口の状態によってその期間は異なりますが、以下のように治癒していきます。

親知らず抜歯後、歯茎の穴が塞がるまでの過程

※図はイメージです

抜歯当日 「血餅(けっぺい)が形成」

抜歯後の歯茎は、骨が露出した状態になっています。当日に歯茎に血がたまり、血餅と呼ばれる血の塊ができます。これがかさぶたの役割を果たし、傷口が治癒する間、歯茎を守ってくれます。

3~4日 「上皮化(じょうひか)が始まる」

抜歯後3~4日ほどで、抜歯窩(歯茎の穴)の周囲から徐々に上皮化が始まります。上皮化とは、歯茎が再生することです。

1週間 「肉芽組織(にくげそしき)に変化」

抜歯後1週間ほどで、血餅が肉芽組織に変わります。 肉芽組織とは、傷を保護するためにできる組織のことで、肉芽組織は血餅より強く抜歯窩に定着するため、ここまでくれば血餅が取れて骨が露出するリスクは、ほとんどなくなります。

3週間~1ヶ月 「骨が再生し始める」

抜歯後3週間~1ヶ月ほどで、肉芽組織が結合組織とよばれる組織に変化して、この頃から骨が再生し始めます。

1ヶ月~1ヶ月半 「抜歯窩が覆われる」

抜歯後1ヶ月~1ヶ月半も経過すれば、抜歯窩は完全に歯茎で覆われます

半年~1年 「歯茎の穴が完全に埋まる」

抜歯後半年~1年ほど経過すると、歯茎や骨が出来上がり、歯茎の穴が完全に埋まります。レントゲン写真で見ても、抜歯窩が見えないくらいに回復します。

抜歯後に「歯茎が白い」のは順調に回復している証拠!

親知らずを抜歯した後は、歯茎が白い状態になりますが、傷が順調に回復している証拠なので、気になって触ったり、激しくうがいをするのはNGです。放っておけば自然に吸収され、傷が治癒していきます。

抜歯後の穴にある「白いぶよぶよ」は順調に回復している証拠!

赤黒かった血餅は3~5日すると、白いぶよぶよとした物質に変化します。これはフィブリンという物質によるものであり、傷が順調に回復している証拠なので、驚いて触ったりせず、そっとしておきましょう。

血餅はその後、収縮していき、自然となくなります。

抜歯後に歯茎が塞がるのまでの間、気をつけるポイント

抜歯後に歯茎が塞がるのまでの間、気をつけるポイント

親知らず抜歯後にできた歯茎の穴が塞がるまでに、気を付けておきたい注意点について解説します。

抜歯後の穴や糸を舌でいじらない

つい気になって抜歯の穴や糸を舌でいじってしまいがちですが、糸や血餅が取れて傷口の治りが遅くなったり、ドライソケットになる恐れがあるので、絶対にいじらないようにしましょう。

歯ブラシが傷口に触れないようにする

毎日の歯磨きにも注意しましょう。歯ブラシが穴や糸に触れてしまうと、糸が取れて傷の治りを遅らせたり、血餅が取れてしまう恐れがあります。

親知らず抜歯後にできた穴は、細菌に感染するのを防ぐため清潔に保つことが大切ですが、私たちの口の中には、唾液という抗菌・自浄作用を持った分泌物が存在しています。そのため念入りに歯磨きをする必要はありません!

歯磨き粉をつけない

歯磨き粉をつけると泡だらけになり、磨いているところが分からなくなります。うっかり傷口に当たってしまわぬように、抜糸までの1~2週間は歯磨き粉をつけないようにしましょう。

激しくうがいをしない

抜歯後激しくうがいをすると血餅が取れてしまう恐れがあります。抜糸までの1週間程度は激しくうがいをしないように気をつけてください。とくに抜歯当日は血餅が形成される大事な時期なので、頻繁に口をゆすぐのは控えましょう。

穴に詰まった食べカスを無理に取ろうとしない

抜歯後は歯茎の穴や糸に食べカスが付きやすくなりますが、無理に取ろうとすると、糸がほどけたり、血餅まで取れてしまう恐れがあります。放っておけば自然と取れます。

硬い食べ物や刺激のある食べ物は避ける

親知らずを抜いてから1週間程度は、硬い食べ物、刺激のある食べ物は避けてください

刺激のある食べ物とは、具体的に香辛料をたくさん使ったものや酸味の強い料理のことです。また、硬い食べ物は歯茎を傷つけてしまう恐れがあるので気をつけましょう。

抜歯後に起きる歯茎のトラブル

抜歯後に起きる歯茎のトラブル

抜歯後に歯茎が痛いのは「ドライソケット」かも?!

歯茎の痛みは、ふつう抜歯後3~4日程度で治まります。1~2週間を過ぎても、歯茎の痛みが続く場合は「ドライソケット」の可能性があります。すぐにお医者さんに相談しましょう。

穴がポッカリと空いて、白く見える

ぶよぶよとした白っぽい物体が穴を覆うように定着していれば、正常に回復している証拠ですが、もし穴がポッカリと空いて白く見えている場合は、骨が剥き出しになっている可能性があります。触らずに、すぐにお医者さんに診てもらいましょう。

悪臭がする

ドライソケットになると歯茎の穴から悪臭がします。口臭がキツくなったと感じたり、話している相手の表情が気になったりしたときは、ドライソケットかもしれません。

抜歯後に歯茎が腫れる、膨らみが気になる

親知らず抜歯後1~3日をピークに、歯茎が腫れて膨らみます。その後、腫れは徐々に引いていきますが、1週間を過ぎても腫れが治まらない場合は炎症を起こしている可能性があります

まとめ

親知らず抜歯後の歯茎にできた穴は、1ヶ月程度で治り、穴が完全に塞がるまでには半年~1年程度かかります。最初の1~2週間は傷口が治る大事な時期なので、ここで紹介したことをしっかり守りましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。皆さまの歯科治療が無事に終えれますように。

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