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歯垢(しこう)と歯石(しせき)の違いとは?

歯垢(しこう)と歯石(しせき)の違いとは?

歯垢と歯石の違いを知っていますか?

今回は「歯垢と歯石の違い」をはじめ、自宅で効率的に歯垢除去する方法、歯医者で歯垢・歯石を除去する方法について分かりやすく紹介します。放っておくと虫歯や歯周病の原因となるので、しっかりその違いを理解しておきましょう!

歯垢(しこう)とは?

歯垢(しこう)とは?

歯垢(しこう)とは歯の表面に付着している、白いネバネバとした物質で、時間が経つと黄白色に変化します。別称「プラーク」とも呼ばれています。

歯垢は “食べカス” と勘違いしている人もいますが、まったくの別もので、歯垢は細菌のかたまりです。食後4~8時間ほどで歯垢がつくられ、約1,000億以上の細菌が住みつきます。

放っておくと、食事のたびに細菌が酸を出し、歯のエナメル質を溶かして虫歯を発生させます。歯垢はうがいや舌で触っただけでは落ちないため、毎食後にしっかり歯みがきをして、歯垢をためないことが虫歯予防には大切です。

歯石(しせき)とは?

歯石(しせき)とは?

歯石(しせき)とは歯垢が唾液の成分と結びついて石灰化したもので、歯垢は約48時間で歯石に変わります。歯石ができると歯がデコボコになり歯垢がつきやすく細菌の住みかになるため、虫歯や歯周病、口臭の原因になります。

一度歯石になってしまうと、歯みがきでは取り除けないため「いかに歯垢の状態で除去するか」ということが大事になってきます。

歯垢・歯石が付着しやすい場所

歯垢は歯と歯の間、歯と歯ぐきとの境目、奥歯の溝に付着しやすいため、しっかりとブラッシングして除去しましょう。

歯垢が付着しやすい場所

歯石は下の前歯の裏や上の奥歯の頬側など、唾液腺の近くにある歯につきやすい傾向があります。また、出血がある歯周ポケットの中にも歯石ができやすくなります。日頃からこの部分を意識して歯をみがき、歯石の元となるプラークをしっかり除去することが大切です。

歯石が付着しやすい場所

自宅でできる「歯垢を除去」する方法

自宅でできる「歯垢を除去」する方法

食後30分以内にブラッシングする

歯垢は食べカスではなく細菌のかたまりです。お口の中の細菌が食事したときの糖やたんぱく質を分解し、栄養にします。細菌が分解する前にブラッシングすることで、細菌の活動を弱めることができます。

歯みがきは夜寝る前が効果的

寝ている間は唾液の分泌も少なく、虫歯菌が最も活発になる時間帯です。お口の中が細菌だらけで寝てしまうと、寝ている間に虫歯や歯周病が進行しやすくなるため、夜寝る前のブラッシングやマウスウォッシュが効果的です。

ハブラシは月に1回替える

歯ブラシは繰り返し使っていると、歯垢除去の効果が落ちてきます。せっかく丁寧に歯磨きをしても、コシが無く毛先が開いた歯ブラシでは歯垢がほとんど落ちていないこともあります。

歯ブラシを月に1回程度、交換することによって効果的に歯垢を除去することができます。

歯科専売のハブラシ⇒「ライオン システマ SP-T 歯ブラシ

デンタルフロスを使う

デンタルフロス

デンタルフロスは歯と歯の間の歯垢を除去することができます。歯ブラシだけでは歯と歯の間に詰まった歯垢を落とすことができません。虫歯や歯周病は歯と歯の間で進行するケースが最も多く、デンタルフロスを習慣にすることで、歯の悩みのほとんどが解消できると言われています。

デンタルフロスは「糸タイプ」と「Y字タイプ」の2種類あります。

▼歯科推奨の「デンタルフロス」
糸タイプ:リーチ デンタルフロス ワックス 50m
Y字タイプ:クリニカアドバンテージフロス

歯間ブラシを使う

歯間ブラシを使うことで、歯の隙間の歯垢を効果的に落とすことができます。歯茎が垂れ下がってくると、デンタルフロスでは効率が悪くなってくるため、歯間ブラシがおすすめです。

歯間ブラシ

▼歯科推奨の「歯間ブラシ」
GUM(ガム)アドバンスケア 歯間ブラシL字型

歯磨き粉を使う

水だけで歯を磨くよりも、歯磨き粉を使ったほうが汚れが落ちやすくなります。また、歯磨き粉の中には炎症を抑える薬やフッ素が含まれており、歯周病や虫歯予防に効果的です。

超音波式の電動ハブラシを使う

超音波式の電動歯ブラシを活用することで、歯垢を効果的に落とすことができます。ただし、歯ブラシと同様に毛先がしっかり当たっていないと磨き残しがあるので、過信は禁物です。

電動ハブラシには「振動式」「回転式」「音波式」「超音波式」の4種類あります。

歯医者で「歯石を除去」する方法

歯医者で「歯石を除去」する方法

歯石はブラッシングでは落ちないため、歯医者で取り除いてもらう必要があります。歯医者で行う歯石除去は、症状に応じて以下の方法があります。

2種類のスケーラーで歯石を除去

歯医者では「2種類のスケーラー」を使って歯石を取り除きます。

歯の表面に付着した歯石の場合、超音波の振動と水流を使って歯石を砕いて除去する「超音波スケーラー」と呼ばれるものを使用します。細部はマイクロスコープ(手術用顕微鏡)で拡大し、照らしながらクリーニングすることもあります。

もし、歯茎の下に歯石が付着している場合は、スケーリングの他に「ハンドスケーラー(通常のスケーラー)」を使って歯周ポケットの中をきれいにしていく「ルートプレーニング」という治療を施します。

フラップ手術 ~重度のケース~

歯周ポケットの深さが5mm以上がある場合には、奥まで歯石がついており表面から歯石を取ることができません。麻酔をして歯茎を切開し、歯石を取り除いていく「フラップ手術=歯肉剥離掻爬術(しにくはくりそうはじゅつ)」を行う必要があります。

歯垢・歯石除去の料金

歯医者で行う歯垢・歯石除去は、保険適用(3割負担)で意外と安く治療できます

◆歯垢・歯石除去の料金

治療名 費用
歯垢・歯石除去(クリーニング) 保険適用(3割負担)で3,000円程度

歯石除去の期間や治療時間

歯石除去の期間や治療時間

歯茎の中にできた硬い歯石は、1回の治療ですべて取り除くことが難しいため、通常は2~6回に分けて歯石を除去していきます。治療時間は1回30~40分程度です。

保険適用外なら1回で歯石除去できる

自由診療(保険適用外)であれば全ての歯石を1回で取るこも可能です。口の中全体を麻酔をして、奥深くに付着した歯石を取っていきます。

治療時間は2時間ほどで、料金は10~30万円程度です。この治療は事前にブラッシングで歯茎を鍛えて、出血を少なくしておく必要があります。

歯石除去で起きる症状

歯石除去で起きる症状

知覚過敏で歯がしみる

歯石除去すると、歯石が取れたことによって歯茎に隙間ができて歯根が露出してしまうため「知覚過敏」になります。クリーニング後(歯垢除去)はしばらく歯がしみることがありますが、数日すれば治ります。

対処法としては歯にプラークを付着させないように丁寧に歯を磨き、フッ素塗布や知覚過敏用の歯磨き粉を使うと症状が早く治まります。

歯がグラつくことがある

重度の歯周病の方は、歯石除去すると歯がグラつくことがあります。これは、歯周ポケットが開いたことで、一時的に歯が揺れてしまうためです。この症状は2~3週間程度で治ります。

まとめ

ここでは、「歯垢(しこう)と歯石(しせき)の違い」について紹介しました。

歯垢除去の約80%は自宅でできます。ですが丁寧に磨いていても、歯垢を完全に取り除くことは不可能で歯石が作られます。放っておくと、虫歯や歯周病の原因となるため、自宅での歯垢除去だけでなく、定期的にクリーニングに通うことが大切です。

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